新築戸建住宅・注文住宅

高品質な住まいを、誰でももっと自由に。
これまで熟練の職人たちが、現場の手作業で施工することによって成り立っていた木造軸組工法。
この伝統的な工法そのままに、誰でも自由に取り扱える仕組みにしたものです。
「建築現場の働き方改革」「高品質の確保」「コストの効率化」を実現する、この事業モデルは2019年グッドデザイン賞を受賞しています。
建てる人も、建てたい人も安心。
木造大型パネルを採用することによるメリットをご紹介します。
大型パネルの家づくり
現場作業の大幅な工期短縮
断熱材(通常2~3日かかる工事)や重たいサッシの取付け、防水処理までを工場で行なうため、木造大型パネルの活用は現場施工の手間の軽減や大幅な工期短縮に貢献します。

品質・精度の向上
断熱材(通常2~3日かかる工事)や重たいサッシの取付け、防水処理までを工場で行なうため、木造大型パネルの活用は現場施工の手間の軽減や大幅な工期短縮に貢献します。



家計と環境にやさしい未来を。ZEHへの対応
高断熱や高性能設備により、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにする住まい ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)。
それには外張断熱の付加断熱工法、樹脂フレームサッシや複数枚の高性能ガラスが求められます。しかし足場に囲まれていた現場での重たいサッシの取付けや断熱施工は、職人にとって、とても大きな負担となります。そこで事前に工場でZEH対応を施した木造大型パネルが大きな力を発揮します。

ZEH対応の住まいを、もっと提案しやすく。
木造大型パネルを採用することで職人の負担が減り、ZEH住宅の建築はより身近なものになっていきます。
施主様にZEH住宅を提案しやすくなるというメリットにもつながります。

木造大型パネルという新しい選択肢

木造大型パネルは、現場施工の手間を大幅に軽減し、省力化やスピード化を実現。
特に新しく技術や技能を習得する必要もなく、基本的な技術さえあれば誰でも活用できます。

1.木造軸組構法
木造枠組壁構法(2×4構法)は対応していません。
2.接合金物
在来仕口は対応していません。
3.管柱
通し柱は採用できません。
4.耐力面材
外周部は筋交なしで設計します。
(内部筋交いは従来通り)
5.集成材
構造材は集成材で設計します。
6.断熱材
硬質系断熱材はパネルに取付できます。
その他の断熱材(GWなど)は現場施工となります。

パネルができるまで
木造大型パネルの製造は工場で行ないます。
工場生産指示図面に沿って建材を加工製造していくことで、高品質で高精度のパネルが完成します。
①軸組・ 間柱組付け
柱と間柱を指示書通りに組み、ドリフトピンで固定

②壁合板貼り付け
躯体に壁合板を釘で、所定の間隔で留め付け

③立て起こし
立て起こし機でパネルを起こす

④防水透湿紙貼り付け
躯体に防水透湿紙を貼り付け

⑤サッシ取付け
開口周囲を防水処理し、サッシを取り付け

⑥完成品積み付け
完成した躯体をラックへ積み付け

ご注文から上棟まで
木造大型パネルのご利用に関して、工場生産するために必要な情報の確認やパネルの搬入経路など事前に確認が必要となることもあります。
ここでは発注から納品までの流れをご紹介します。

上棟の流れ
木造大型パネルを使った上棟なら、1日で一次防水+施錠まで完了します。
その日のうちに屋根施工まで完了することができるので、戸締りすれば、雨はもちろん資材や工具の盗難からも守ることができます。
上棟までのスピーディな流れを、写真を使ってご紹介します。
(1)上棟前日までに土台敷き

(2)柱や梁などの資材を搬入

(3)専用ラックによる大型パネル搬入

(4)クレーンによるパネル吊り上げ

(5)1階壁面の施工

(6)1階壁面の施工完了

(7)金物による柱と梁の施工

(8)柱と梁の施工完了

(9)2階床板貼り

(10)床板貼り完了後資材を搬入

(11)ジャストインで2階パネルが搬入

(12)2階壁面施工

(13)2階壁面および柱・梁施工完了

(14)妻壁パネルの施工

(15)屋根パネルの施工

(16)屋根施工完了

(17)約8時間で、屋根まで上棟完了!
現場加工がないため、端材などのゴミがほとんど出ません。

木造大型パネルの導入前に事前確認が必要です
木造大型パネルの搬入、施工に関していくつか制約事項があります。
制約事項について
①高さ
階高:2,910mm以下<許可申請時>

②屋根パネル

③敷地
狭小地:4tロングが現地まで入れる必要あり。敷地内にトラックが入れるか否か、道路閉鎖の必要性の確認。
電線関連:電線を跨いでパネルを吊り上げることは不可。

④道路
4トンロング車進入可能範囲について
